『家庭を顧みずに…で得たモノはたいした事はない』
こんにちは、サチヲです。
今日は
“ゆっくり、何度も話し合おうね”
というお話です。
私の前職は、飲食店の社員をしていました。
飲食店は、拘束時間も長く、休みもあるかないか分からない(店舗や会社から連絡がくる…そして即対応)ような状態で、ブラック企業やら社畜として呼び名の高い業界でしたが、サービス業が大好きだから続けられました。
これサービス業全般に言えますが…M気質がないとやってけないですよね。
まぁ、中にはS気質全開で「こんな会社潰れてしまえー!シネ!シネー!」と吠えてる方もいますが、この辺の方たちはじきに辞めていく傾向にありますのでカウントはしません。
本当は、S気質さんと手を取り合って会社を変えていくべきですが…なかなかどうして難しいですよね。
本当は、MであろうがSであろうが、全てを“管理”出来ていれば、生活をもコントロールできるので問題はないはずですが…
実際のところそんな人は一握りしかいないと思います。
兎にも角にも、ある意味“水商売”なのでめちゃくちゃ大変でしたね。
独り身ならばそのまま続けられましたが、結婚を考えると、捧げている時間と収入のバランスが非常に悪いという理由で転職しました。
そして、今の“ハイヤーの運転手”という職業に就きました。
前置きが長くて毎度申し訳ないですが…
結果、今もそんなに変わらないということですね。
もちろん、お給料の底上げは出来ました。
本当に、結婚当初は気合いを入れて時間を捧げ対価を得ていました。
しかし、妻からは…
「知らない土地でわざわざ一人暮らしをやりに来たんじゃないんですけど」
とか…
子どもが生まれて、張り切って働いたら
「ウチは母子家庭なんだね」
とか…
でも、そりゃそうなんですよ。
妻は一切悪くないんです。
仕事の関係上、出勤したら二泊三日で仕事ですし、その間に休日出勤したら7日目の朝に帰ってきて寝る状態でしたからね。。
家庭を顧みずに得たものは『家庭崩壊』寸前でしたからね。
現在と高度成長期の時代とは価値観も考え方も違うし、100歩譲って現在もこの働き方をやるなら“結婚30年目”のベテラン夫婦ですよね。
今は、会社と相談して毎日帰れる仕事で週一回は休めてはいますが、今度は給料がさがる。
でも、家族の笑顔は守られる。
今も、決して“バランス”が良いとは言えませんが、ハイヤーという奇特な仕事の理解と個人の考え方のすり合わせを続けています。
今も、まだ話し合いは足りていません。
だから、時間をかけて
“ゆっくり、何度も話し合おうね”
ということです。
ちなみに、現在妻からは…
「週末おじさんが帰ってきたよー」
と呼ばれています。
おかげさまで、かなりライトな感じになりましたよね。
良かった。良かった。
さて、今日は本社に帰れないので
“ロメスパバルボア”神田小川町店でお昼ごはん食べてきまーす。
ではまた。