柴又、川甚…鰻屋さんです。
こんにちは、サチヲです。
今回は4分間で寅さんで覚えた『柴又』の魅力(主に食…)をお届けします。
はい、はまりました。寅さんに。
47歳になって、27歳の方に教えてもらい…はまりました。
山田洋次監督の凄さが今更ながらに理解出来ましたよ。
今まで、「なんでこのおっさんは映画を作るたび取り上げられるんだろう…」と恥ずかしながら思っていました。
いやいや!脚本・監督をし、あの時代の日本人の心を鷲掴みし、『日本の家族を学ぶならコレを観ろ』と外国人におすすめ出来る映画と言われるなんて…凄くないですか?
本当に素晴らしい作品に出会いました。
おかげで東京都葛飾区柴又にめちゃくちゃ興味を持ち、帝釈天題経寺まで行って御朱印をもらいに行きました。
ちなみにここの御朱印は1枚の紙に既に書いてあるモノを購入し自分で貼るタイプなので、直接書いてもらいたい人にはおすすめは出来ないかな。
ま、私は全く問題ありませんがね。
そしてもちろん、映画に出ていたお団子屋さん『とらや』にも行きました。
こんな感じのお団子を食べながら作品について語り合いましたよ。
友達曰く、「映画の4作目まではスタジオではなくここのお店で撮影してたんだよ」と。
また、おれが喜びそうな情報ばかりくれる良い方ですよ。
そして、柴又と言ったら『鰻』らしく、創業220余年という超老舗店へ行くことになりました。
さて、ここは寅さんの妹さくら(倍賞千恵子)と博(前田吟)の結婚披露宴の舞台となった『川魚料亭 川甚(かわじん)』です。
天ぷらや鯉料理も美味しそうでしたが、そもそも鰻を食べに来たので浮気をしないで…
・上鰻重定食(吸物、お新香付き)
3900円(税抜き)
を、堪能させていただきました。
相変わらず写真撮るのが下手なんで伝わるか心配ですが、、美味しゅうございます。
そもそもの鰻も、スーパーにあるような身が大きくふっくらしているわけではなく、薄がらず厚からず良い塩梅の厚みと大きさです。
控えめな厚さだからといって食べ応えがが無いわけではありません。
身を噛んだ瞬間、しっかりとした歯応えで鰻が応えてれました。
更に、鰻を引き立てるタレが上品なこと。
甘ったるくなくて濃さもほどほどに、、それが鰻をしっかり輝かせる。素晴らしい。
そして、お腹も上品にいっぱいになりました。
そんな想いになれた要因は他にもあります。
それは……『値段』でしょう!
これだけの大枚をはたいて不味いなんて思えないし、思いたくもないです。
そりゃ、税込で4千円以上も払えばこーなりますよ。
…え。なりませんか?
値段について、川甚の説明によりますと…
うなぎは漁獲量の減少から値上がりが続き、10年前では2千円前後だったうな重を倍の価格にせざるを得なくなっている。
という。
え!?10年前ってほんの少し前ですよね!
はぁ、稚魚のうちに取りまくる国があるとか無いとか。。
せっかく上品に締めたいのにこんな話をするのは不粋ですね。
いやはや、美味しゅうございました。
ではまた。