『BEASTARS』…板垣巴留さん【ネタバレ有り】
こんにちは、サチヲです。
ここから先はにネタバレがあります。
嫌な方はここで読むのをやめてくださいませ。。
よろしいでしょうか。
そう!今年の10月にアニメ化も決定した、いたがきぱるさんが描くビースターズですよー。
動物達の世界を描いた漫画です。
何が珍しいかというと、1種族のみの話ではなく、肉食動物、草食動物、爬虫類、魚類、昆虫も含め、これら全てが混在する世界。
混在しているからこその、問題や葛藤や楽しみが丁寧に描かれている、大変読み応えのある漫画です。
よく読んでみると、コレが人間の世界と全く変わらない。同じ環境で考えることが出来る、結構重たい普遍的なテーマも扱っている骨太なシナリオなんです。
さて、これはまだ1巻。
レゴシとルイが初めて同時に登場した場面です。
こんなよそよそしい感じは今となっては貴重な場面ですね。
まだ、その他大勢の中のひとり。
ただ、ここから物語が、殺人事件(正確には食殺事件)や、恋愛。格闘に政治や裏社会と盛り沢山のネタで、主人公であるハイイロオオカミのレゴシがゆっくりマイペースに成長します。
んー、少し違うな。
正確には根っこは全く変わらず、その『根っこ』がどんどん大きくなっていく感じの成長ですね。
しかも、本人は温厚で物静かな感じで、大型肉食獣の中では周りに迷惑をかけないよう細心の注意を払い生きている。
そんなレゴシは自分の正義の為なら結果周りを振り回しているという自分勝手なエゴイストにも似た矛盾がレゴシだから許せる。
そして、ドワーフ種のウサギである『ハル』を好きになる。肉食動物と草食動物の違いすぎる文化と考え方。
そもそも出会い方も問題でしたよね。
でも、その歪な出会いがあったからこそ、レゴシの『変態』さが目覚めたと思います。
というか、私自身は全く変態とは思いませんが。。
他のキャラクターも語りたいですが、それはまた今度。
最新刊は8/6に20巻。
21巻は10/8に発売予定です。
ではまた。