最速で身につく世界史 角田陽一郎。色んな意味で宗教ってすごいね。
こんばんは、サチヲです。
歴史の中でも特に興味があるのが『宗教』です。
人が作ったもの中で1番実体があるようで不確かな存在。
信じる、信じないで真逆の環境となる。
昔でいう、営業する時、相手に野球と宗教の話はするなと言われるくらいブラックボックス的な触れてはいけないもの。
私自身が無宗教ですが、父の祖先はバリバリの宣教師の血をひいていると聞いた時、こんな身近に居たんだとびっくりしましたね。
確かにお葬式には賛美歌を歌ったなーとかありましたが、家族の中では全く押し付けもなく無宗教で通してたおかげで、宗教の好き嫌いはあまり無い感じに育ちました。
このままの宗教観で良いと思っていましたが、おじさんになるにつれ、本当にいるのか?という疑問からスタートして色々と調べるようになりました。
特に父がキリストに詳しかったので、おすすめの本を紹介してもらいました。
その時に渡されたのが『新約聖書』です。
コレが本気の本でめちゃくちゃ難しい。
しかも、一神教なんで大体全てが『キリスト最高』に着地するのが正直しつこい。
これでもかも思うくらいエピソード祭りでしたね。
おかげで、直ぐに挫折してしまいました。
もっと簡単な宗教説明書的な本は無いかと探したところやっと『角田陽一郎』さんの本に出会いました。
この本の良さは読めば一発で分かります。
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宗教とはズバリ「思い込み」です。
矢沢永吉とかAKBとか嵐を大好きという思い込みと本質的には大差はありません。
そのアーティストが熱狂的に好きな人の集団としてファンクラブが存在しますが、宗教の教団もファンクラブと基本は同じ。
あるアーティストが好きでもファンクラブに入ってない人もいるでしょう。でもファンクラブに入らないとコンサートチケットが取れなかったり、ファン限定イベントに参加できなかったりします。なので、入会する。
グッズもたくさん購入しちゃう。
多くの宗教でも同じ現象が起きているのではないでしょうか。大好きだから崇拝し、その崇拝の対象に無性の愛を捧げたいという「思い込み」の総体が宗教です。
そして、アーティストにいろいろ種類があるように、崇拝の対象である神様にもいろんな種類があるのです。
崇拝の対象の神様のジャンルには大きく分けると2つあります。
神様が1つか、たくさんか。
敬愛するアーティストがソロアーティストかグループかってのと同じ感じですね。
重要なのは、実は歴史的にはユダヤ教が元になってできたものなので、神様は同一なのです。そして、基本的に彼らは神の啓示を直接聞き、それを言葉にした「預言者」です。この聞いたことをベースにして教義を発展させていったのが各宗教だと言えます
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どうですか。宗教は『思い込み』ですよ。新しい切り口です。
この後、宗教対立について分かりやすく解説されています。
本当に面白かったので、また紹介しますね。
ではまた。