『天才は親が作る』という大胆な本を読みました
こんにちは、サチヲです。
今日は、あくまで…あくまで参考までにと思って図書館で借りました。
それぞれ違う環境や個性のはずなのに、どうやらここにも普遍的な『なにか』があったと思います。
先ずは、簡単に本文を抜粋しますね。
◉松坂大輔
・裸足教育、褒めて伸ばす、親は先に立って引っ張るのではなく後ろから後押しする。
◉鈴木一郎
・子供とした約束は大人から破らない、イチローの主体性を尊重し先ずやりたい事を優先させた。自分は後ろからついていく感じ。
明らかに違う方向性に行きそうな時はお父さんはこう思うけどどう思う?と暗に軌道修正をする。
自分の時間に子供を当てはめようとするから無理と思うのであって、子供の時間に自分が合わせる
目的を持った遊び。
◉清水宏保
・親が一生懸命。結局、親がどれだけ子供には興味を持っているかだと思う。そこから出発しないと子供は自信を持って前に進む事が出来ない。
◉丸山茂樹
・子供に考えろ!と怒ってますが囲碁の幼児教育でわかるように、この時期に考えさせちゃいけないんです。親が無知だと犠牲になるのは子供。それに『一生懸命やれ!』というのは親の僭越です。子供の才能を本当に伸ばそうと思うのであれば、面白がるような練習を考えてあげなきゃ。
それでも、叱らなければならない時もある。そんな時でも褒めた。2、3良い所を上げてから、ここをもっとこうした方が良いと。
どんな大御所が書いた本でも、言葉や行動でも、その人がとんな人かを調べないで鵜呑みにするほど危険なことはない。だから、ベンボーガンは反面教師とした。うちの息子とベンボーガンでは体の構造が違っていたから。
・ノーレッジ知識は低いかもしれないがインテリジェンス知能は高いと。
◉杉山愛
・普通の親ならここで畳んだものがシワになる!いつまでやってんの!と叱りたくなるが、芙沙子は杉山が飽きるまで遊ばせておいた。大人の生活リズムに子供を当てはめようとするのではなく、子供の時間に自分のサイクルを合わせようと考えていたからである。だから、散歩に行く時も靴を履き終えるまで30分も待って、手伝わないでいた。だって散歩は彼女の為のものだから。
・時間についても、早く寝なさいとかは言わない代わりに、明日は幼稚園だから6時に起きるという約束をして、実際に早く寝ないとダメな事を学ばせた。
・おじさんに怒られるからジャガイモ畑に入っちゃいけないんではなく、ジャガイモの芽を踏んじゃいけないんだよねと。表層的な捉え方ではなくその真髄を教えないと、子供の思考能力が育たないという考え方
・親の勝手で子供にこうして欲しいと思うから、親にも子供にもストレスが溜まるのであって、大勢の影響のないことに目をつぶると、もう子供を叱る理由がほとんどなくなってしまう。
・ママはこう思うけど、あなたはどう?
→小さい時に転んでもママは『痛くない』というら育て方はしなかったと思う。『痛いけど我慢しようね』とらその状況を丸ごと受け入れて、あとは我慢するか、もう一度大泣きするのか、我慢できないとわめき散らすのか。どうするかはあなたの勝手だけど、、、
・子供の発想や行動を大事にし、枠にはめようと強いたり、他人と比べない。
まだ他にも色々な人が書かれていましたが、率直な感想は、ただただ凄まじく『徹底力』が親にあるなぁと感心しました。
書いてある内容は分かりますよ。
まとめると、同じようなことが被ったりしてますけど…
・引っ張るのではなく後押しする
・どう思う?と暗に軌道修正をする
・子どもの時間に自分が合わせる
・面白がるような練習をみつける
・表層的ではなくその真髄を教える
・大勢の影響のないことにめをつぶる
のようにあります。
いや、きっと良いだろうなぁというのは分かりますが、これをやり続ける親の執念と言いますか…環境作りといいますか…私なら「今回はまぁいいか」と見逃してしまったり甘くしてしまうところですよ。
これは、まさに、いやはやですよ。
他にも、本田圭佑さんのお爺さんの本やさかなクンのお母さんの本も読みましたが、これも凄まじいの一言です。
これも、ほかの機会に紹介出来たらなぁと思います。
ちゃんと、子どもと向き合おうっと。
ではまた。