ブログを学んでいます。2
こんにちは、サチヲです。
昨日の続きです。
その後はというと、ドラムマシンを買って…兄貴のカセットデッキではなく多重録音が出来る機械を買ってちゃんと作り直しました。
そのおかげで、その後のキャリアアップに繋がりました。と思います。
いわゆる、一発録音が『新幹線』に取り敢えず乗っちゃう感じだったんですね。
現実を早く知るには良いけど、この歳で新しい事をやる時に初めから『自分流』じゃダメですよね。
あ。何度も言いますが、『自分流』は良い事ですよ。
ただ、順番がダメなのです。
最初ではなく、しっかり基礎をやってから自分流です。
日本の茶道や武道の世界でも『守・破・離』というのがあると一緒です。
先ずは、師匠から教わった事を徹底的に守る。
次に、師匠はもちろん、他流派などと自分に合ったより良い形を模索し既存の型を破る。
最後に、自分自身とその技についてよく理解しているため既存の型に囚われることなく、言わば型から離れて自在となることができる。
それが自分だけの新たな流派となる。
私の場合、この最後の『離』を最初からやってしまいましたね。
というか、『離』だけをずっとやるという。。
これが『自分流』だったんですよね。
先人やプロや先生の事を聞くと、自分が無くなってしまうと考えていましたから。
なーんにも出来ないのに、自分では出来ると思って、急に新たな流派を作ろうとしちゃいました。
コレ結構なりがちではないでしょうか。
でも、その当時はめちゃくちゃ「オレは出来る」と思ってますからね。
で、出来るようになって初めて周りが見えて、現実が見えて、限界が見える。
「オレはこんな場所に居たのか!」と。
コレ基礎をしっかりやっていたら立ち直ることが出来ますが、基礎を吹っ飛ばして走ってきた人からしたら全て否定された感じだから挫折するんですよね。
「もう嫌な思いはしたくねー」と思うからやり直します。
ちなみにその『無根拠な自信』は無駄ではなくめちゃくちゃ必要なんですけど、やっぱり順番ですよね。
少しづつ変わります。
気づくのに3年かかりましたよ(笑)
ではまた。